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オーダーバンプとは、決済画面で「ついでにこちらもいかがですか?」と追加商品を提案する仕組みです。広告費をかけずに客単価を上げられる効果的な方法で、systeme.ioならコード不要でドラッグ&ドロップで実装できます。
オーダーバンプとは?
オーダーバンプとは、購入手続き(決済画面)の途中で、メインの商品に加えてもう一つ商品を提案し、チェックを入れるだけで追加購入してもらう仕組みのことです。英語の「Order(注文)」に「Bump(ちょっと押し上げる)」を合わせた言葉で、その名の通り、注文金額を少しだけ押し上げる役割を持っています。
なぜ効果があるのかというと、すでに「買う」と決めた直後のタイミングだからです。財布を開いた状態の人に、少額の関連商品を提案すると、心理的なハードルが低く受け入れられやすくなります。これはスーパーやコンビニのレジ横に置かれているガムやお菓子と同じ考え方で、リアル店舗の販売手法をオンラインの決済画面で再現したものといえます。
似た言葉に「アップセル」がありますが、これは購入完了後の別ページで、より上位の商品やプランを提案する手法です。オーダーバンプは決済画面の中でその場で完結するのに対し、アップセルは購入後の別ステップで行う、というタイミングの違いがあります。両方を組み合わせて使っている販売者も多く、「決済画面でオーダーバンプ」「購入後にアップセル」という二段構えにすることで、それぞれのタイミングに合った提案ができます。
オーダーバンプは、通信販売の世界で古くから使われてきた手法で、近年はオンラインのデジタルコンテンツ販売でも一般的になっています。実装の手間が小さい割に効果を実感しやすいことから、初めて客単価アップ施策に取り組む人にも試しやすい方法です。
仕組み・流れ
オーダーバンプが実際にどこで表示されるのか、購入者側の流れで見てみましょう。
ポイントは、4と5が「決済画面の中」で完結することです。購入ボタンを押す前の1回の操作の中に組み込まれているため、購入者にとっても手間が少なく、販売者にとっても実装後は自動で提案し続けられる仕組みになります。
この「決済画面の中で完結する」という点が、オーダーバンプの一番の強みです。購入者は新しいページに移動したり、改めてカード情報を入力し直したりする必要がなく、チェックを1つ入れるだけで完了します。手間が少ないほど購入されやすくなるため、この設計自体が購入率を後押ししています。
オーダーバンプのメリット
オーダーバンプを導入することで、主に次のようなメリットが期待できます。
- 広告費をかけずに客単価(1件あたりの購入金額)を上げられる
- すでに購入を決めた人への提案なので、購入率が比較的高い
- 利益率の改善につながる
- メイン商品に関連した商品なら、自然に売れやすい
- 一度設定すれば、以降は自動で提案され続ける
特に、広告費をかけずに売上を伸ばせる点は大きなメリットです。新規の集客には広告費や時間がかかりますが、オーダーバンプはすでに購入手続きに入っている人への提案なので、追加のコストをほとんどかけずに客単価を底上げできます。
デメリット・注意点
一方で、設計を誤ると逆効果になる場合もあります。
- メイン商品と関係のない商品を提案すると、かえって購入をためらわせてしまう
- 価格が高すぎると、その場で判断してもらえない
- 説明文を長くしすぎると、決済の妨げになる
- 提案する商品を増やしすぎると、メイン商品の購入自体の邪魔になる
- 基本的には1つに絞った方が、購入者にとって分かりやすい
具体例と価格の目安
「メイン商品」と「オーダーバンプ商品」の組み合わせ例を紹介します。
- PDF教材 → 関連テンプレート集
- 動画講座 → ワークブック(PDF)
- Canva講座 → デザイン素材集
- AI活用講座 → プロンプト集
- 英会話教材 → 音声教材
- コンサルティング → 30日間のチャットサポート
- Notionテンプレート → 使い方解説動画
- SEO教材 → キーワードリスト
- デザイン教材 → アイコン素材セット
- ブログ運営教材 → 記事作成チェックリスト
価格の目安としては、一般的にはメイン商品価格の20〜50%程度が設定されることが多いとされています。これは「金額を見て迷わず追加できる」範囲を意識したもので、あまり高額だと購入者がその場で判断できず、素通りされやすくなってしまいます。例えば5,000円の商品であれば、1,000円〜2,500円程度がオーダーバンプの価格帯として検討しやすい範囲です。
効果をイメージしやすいよう、簡単な例で見てみましょう。5,000円のPDF教材に、1,500円のテンプレート集をオーダーバンプとして設定したとします。仮に100人の購入者のうち25人が追加購入すると、追加売上は1,500円×25人=37,500円になります。広告費を追加でかけることなく、この金額がそのまま利益の上乗せにつながります。
オーダーバンプ単体でも客単価アップは期待できますが、多くの販売者は「オーダーバンプ→ワンタイムオファー(OTO)→ステップメール」のように組み合わせて販売導線を設計しています。これにより、1回の購入だけで終わらず、継続的な売上につなげやすくなります。
systeme.ioではどう使う?
オーダーバンプは仕組み自体はシンプルですが、ツールによっては追加の設定や外部サービスとの連携が必要になる場合があります。systeme.ioには決済ページにオーダーバンプ機能が標準で搭載されており、コードを書かずにドラッグ&ドロップで設定できます。
- 決済ページの中でオーダーバンプ商品を選ぶだけで設定できる
- Stripe・PayPalなど、通常の決済フローと同じ流れで追加商品を販売できる
- オーダーバンプに加えて、購入後のアップセルページも同じ画面で設定できる
- ファネル・決済・メール配信を、別のツールと連携させることなく、同じアカウント内でまとめて管理できる
なお、オーダーバンプを利用できる件数はプランによって異なります。無料プランでも試すことができるので、まずは1つ設定してみて、効果を確認しながら増やしていく、という進め方ができます。最新の利用条件は公式サイトでご確認ください。
複数のツールを組み合わせて実装しようとすると、決済ツールとファネル作成ツールを連携させる設定が必要になることが多く、初心者にはハードルが高くなりがちです。systeme.ioの場合は、ファネル作成から決済、オーダーバンプの設定までが最初から同じ管理画面に含まれているため、別のツールを連携させる手間なく設定を進められます。
よくある質問
Q. オーダーバンプとアップセルの違いは何ですか?
A. オーダーバンプは決済画面の中でその場で追加購入してもらう仕組みです。アップセルは購入完了後、別のページでより上位の商品やプランを提案する仕組みで、表示されるタイミングが異なります。
Q. 価格はいくらが適切ですか?
A. メイン商品価格の20〜50%程度が一般的な目安とされています。購入者が金額を見てすぐ判断できる範囲に収めることがポイントです。
Q. オーダーバンプを付けると、メイン商品の成約率は落ちませんか?
A. 説明文が長すぎたり、提案する商品数が多すぎたりすると、決済の妨げになる可能性があります。1つの商品に絞り、説明を簡潔にすることで、メイン商品の購入を妨げにくくなります。
Q. どんな商品を追加すればいいですか?
A. メイン商品と関連性が高く、単体では商品化しにくいような補助的なコンテンツ(テンプレート、チェックリスト、追加サポートなど)が向いています。
Q. systeme.ioでもオーダーバンプは使えますか?
A. 使えます。決済ページの設定画面からオーダーバンプ商品を選ぶだけで、コード不要で設定できます。
オーダーバンプと合わせて、ワンタイムオファーとはやサンクスページとはもあわせて読むと、販売導線全体の設計がより理解しやすくなります。
まとめ
オーダーバンプは、広告費をかけずに客単価と利益率を改善できる、比較的取り組みやすい施策です。ただし効果を出すには、メイン商品との関連性が高い商品を選び、価格と説明をシンプルに保つことが重要です。特別なスキルがなくても、商品選びと価格設定さえ押さえれば、初心者でも十分に取り組める施策といえます。
まずはメイン商品に関連した商品を1つ選び、小さく試してみるところから始めてみてください。systeme.ioなら、無料プランからオーダーバンプの設定を試すことができます。

