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・メール配信・ニュースレター運営が中心ならMailerLite
・LP・決済・会員サイトまでまとめたいならsysteme.io
・将来コンテンツ販売まで考えるなら、systeme.ioの方がツールを一本化しやすいでしょう
詳しい理由は本文で解説します。
MailerLiteとは?
MailerLiteは、メール配信・自動化・LP作成を中心とした、個人や小規模事業者向けのメールマーケティングツールです。ドラッグ&ドロップの直感的なエディタと、手頃な料金設定に定評があります。無料プランは250人まで利用でき、有料プランは「Comfort」「Power」の2段階です(大規模向けにEnterpriseプランもあります)。
特徴的なのは、無料プランでもデジタル商品を1点まで無料で販売できる点です。また、Webサイト機能の中に簡易的なブログ機能も用意されており、メール配信専業ツールの中では比較的幅広い機能を備えています。
systeme.ioとは?
systeme.ioは、メール配信・LP作成・販売ページ・決済・会員サイト・オンラインコース販売・ブログ・自動化・アフィリエイト管理まで、一つの管理画面でまとめて扱えるオールインワン型のツールです。無料プランから利用でき、月額¥2,480(スタートアップ)・¥6,000(ウェビナー)・¥12,500(無制限)の有料プランが用意されています。
MailerLiteとsysteme.io比較
主な比較項目を整理すると、次のようになります(MailerLiteはComfortプランを基準にしています)。
| 項目 | MailerLite(Comfort) | systeme.io(スタートアップ基準) |
|---|---|---|
| 料金体系 | 登録者数課金 | プラン制(機能・件数上限あり) |
| 無料プラン | ○(250人まで・デジタル商品1点まで販売可) | ○(2,000件まで) |
| メール配信 | ◎(メールマーケティングに特化) | ○(ニュースレター配信は無制限・メールキャンペーン10まで) |
| メール自動化 | ○(アクティブな自動化50件・1自動化あたり最大100ステップ) | ○(自動化ルール10・ワークフロー5まで) |
| LP作成 | ○(10件まで) | ○(セールスファネル10・ステップ合計50まで) |
| ファネル作成 | △(公式サイトで専用のファネルビルダーは確認できませんでした・全プラン共通) | ◎(専用のファネルビルダーあり・全プラン共通) |
| 決済 | ○(Stripe連携・販売手数料0%・全プラン共通) | ○(Stripe等と連携・販売手数料0%・全プラン共通) |
| デジタル商品販売 | ○(5点まで) | ◎(単体の上限記載は確認できず、コース・ファネル数の範囲内で販売可能) |
| 会員サイト | ×(公式サイトで確認できませんでした・全プラン共通) | ◎(無料プランから利用可。コミュニティ数はスタートアップで5まで) |
| ブログ | ○(Webサイト機能内の簡易ブログ・全プラン共通) | ◎(無料プランから利用可。ブログ数はスタートアップで5まで) |
| CRM | ×(公式サイトで専用CRM機能は確認できませんでした・全プラン共通) | △(簡易CRMで顧客管理は可能。CRMパイプラインはスタートアップで5まで) |
| 日本語対応 | ×(管理画面に日本語表示なし・全プラン共通) | ○(日本語表示に対応・全プラン共通) |
| 学習コスト | メール配信を中心としたシンプルな構成 | 機能が多く、使い始めは覚える項目が多い |
※「全プラン共通」は、無料〜上位プランを問わず同じ仕様であることを示します。それ以外の件数は、MailerLiteはComfortプラン、systeme.ioはスタートアッププラン(5,000件まで・月額¥2,480)の上限です。
販売手数料について補足すると、MailerLiteもsysteme.ioも、プラットフォーム側の販売手数料は0%で、決済処理はどちらもStripe等の外部決済会社に依存しています。この点では両者に大きな差はありません。違いが出るのは、LPや決済ページを「販売導線」としてどこまで一体的に扱えるかという部分です。
料金比較
MailerLiteは登録者数に応じて料金が上がる課金体系です。ここでは、デジタル商品を5点まで販売できる「Comfort」と、上限のない「Power」の2プランを基準に、登録者数別の月額料金を比較します(執筆時点の為替レートをもとに1ドル=160円で概算、年払い時の月額)。
| 登録者数 | MailerLite Comfort | MailerLite Power | systeme.io |
|---|---|---|---|
| 1,000人 | $17.10/月(約2,736円) | $35.10/月(約5,616円) | 無料プラン(¥0・2,000件まで) |
| 5,000人 | $44.10/月(約7,056円) | $62.10/月(約9,936円) | スタートアップ(¥2,480・5,000件まで) |
| 10,000人 | $80.10/月(約12,816円) | $116.10/月(約18,576円) | ウェビナー(¥6,000・10,000件まで) |
| 25,000人 | $161.10/月(約25,776円) | $215.10/月(約34,416円) | 無制限プラン(¥12,500・コンタクト数無制限) |
※無料プランの上限は、MailerLiteが250人、systeme.ioが2,000件までと、そもそもの基準が異なります。またMailerLiteの金額は年払い時の月額換算で、月払いの場合はやや高くなります。料金だけでなく利用できる機能や上限も異なるため、契約前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
このように、登録者数が増えるほどMailerLiteの月額は上がっていく一方、systeme.ioはプランの上限内であれば料金が変わりません。特に1万人を超えるあたりから、両者の差ははっきりと開いていきます。
機能比較で見るべきポイント
スペック上の○×だけでなく、実際にどんな人がその機能を使うのかという視点も大切です。
MailerLiteのステップメール・オートメーションは、1つの自動化あたり最大100ステップまでという制限はあるものの、ニュースレターの登録後フォローや、簡単な条件分岐を使ったメール配信であれば十分にカバーできます。一方、LPやデジタル商品販売の機能はComfortプランで10件・5点までという上限があり、複数の商品を並行して販売したい人には手狭に感じられる場合があります。
systeme.ioは、LP・販売ページ・決済・会員サイトが最初から一体的に設計されているため、「商品を作って、LPを作って、決済を設定して」という一連の流れを一つの画面で完結させたい人に向いています。ただしメール配信単体の機能や配信画面の洗練度では、メール専業ツールとして育ってきたMailerLiteに分があります。
MailerLiteとsysteme.ioのメリット・デメリット
MailerLiteのメリット
- ドラッグ&ドロップで扱いやすいメールエディタ
- 無料プランでもデジタル商品を1点まで販売できる
- 料金が比較的安く、小規模なリストなら低コストで始められる
MailerLiteのデメリット
- 会員サイト機能や専用のファネルビルダーが見当たらない
- CRM機能がなく、案件管理には向かない
- 管理画面に日本語表示がない
systeme.ioのメリット
- メール・LP・決済・会員サイト・ブログを一つのツールで完結できる
- 専用のファネルビルダーがあり、販売導線を一括管理できる
- 日本語表示に対応しており、無料プランから試せる
systeme.ioのデメリット
- CRMは簡易的で、高度な顧客管理には向かない
- 機能が多い分、最初は管理画面に慣れる時間が必要
- メール配信単体の洗練度では、専業ツールに一歩譲る場合がある
どちらを選ぶべきか(判断基準)
「どちらが優れているか」ではなく、「何を実現したいか」で選ぶのがおすすめです。
MailerLiteがおすすめな人
- メール配信・ニュースレター運営がメインの活動
- デザイン性の高いHTMLメールを手軽に作りたい
- まずは低コストでメール配信を始めたい
systeme.ioがおすすめな人
- PDFやオンライン講座などのコンテンツ販売を考えている
- コーチ・コンサルとして活動している
- LPから販売、会員サイトまでを一つのツールで仕組み化したい
- 契約するツールを増やさずに一本化したい
よくある質問
Q. 無料で長く使えるのはどちらですか?
A. どちらも無料プランがあります。MailerLiteは250人まで、systeme.ioは2,000件まで無料で使えますが、上限の基準が異なるため単純比較はできません。
Q. MailerLiteでも商品販売はできますか?
A. できます。無料プランでも1点まで、Comfortプランでは5点まで、Powerプランでは無制限にデジタル商品を販売できます。販売手数料はかからず、Stripeの決済手数料のみが発生します。
Q. メールの到達率に違いはありますか?
A. 到達率は配信内容やドメインの評判、送信量などさまざまな要因に左右されるため、一概にどちらが優れているとは言えません。
Q. 英語が苦手でも使えますか?
A. MailerLiteの管理画面には日本語表示がなく、英語での操作が基本になります。systeme.ioは日本語表示に対応しているため、英語に不安がある方はsysteme.ioの方が扱いやすい可能性があります。
Q. MailerLiteからsysteme.ioへ移行できますか?
A. 連絡先やタグのデータはCSVなどでエクスポート・インポートすることで移行できます。ただし、オートメーションのシナリオはそのままの形では移せないため、systeme.io側で改めて組み直す必要があります。
まとめ
MailerLiteは、扱いやすいエディタと手頃な料金で、メール配信・ニュースレター運営を中心に活動する人に適したツールです。デザイン性の高いメールを手軽に作りたい場合、多くのケースでMailerLiteは有力な選択肢になります。
一方で、PDFや動画、オンライン講座の販売、会員サイトの運営まで見据えている場合は、ツールを増やさずに一元管理できるsysteme.ioの方が、後々の管理がシンプルになりやすいといえます。
「メール配信中心ならMailerLite」「コンテンツ販売・仕組み化まで考えるならsysteme.io」という基準で、自分に合った方を選んでみてください。もし必要な機能がメール配信・自動化・LP・販売導線までであれば、systeme.ioは有力な選択肢になります。無料プランから試すこともできます。
