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この記事では、国産メルマガスタンドの定番「マイスピー(MyASP)」と、海外オールインワンツール「systeme.io」を、初心者目線で公平に比較します。どちらが優れているかというより、「自分に合う方はどちらか」を判断できるように整理しました。
結論:「何をやりたいか」で選ぶ
まず結論からお伝えします。どちらが絶対的に優れているわけではなく、やりたいことによって向き・不向きがあります。
マイスピー向き:メルマガ配信を細かく管理したい・日本のサポートが安心・すでに別のLP/決済ツールを持っている
systeme.io向き:LP・メール・決済・会員サイトをひとつにまとめたい・なるべく低コストで始めたい・初めてファネルを作る
以下で、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
マイスピー(MyASP)とは?
マイスピー(MyASP)は、株式会社ツールラボが提供する国産のメルマガ配信スタンドです。日本で長年使われており、ステップメールの細かい設定やシナリオ管理の自由度が高いのが特徴です。
マイスピーの強み
- ステップメールが高機能:ステップ数・シナリオ数・読者数がすべて無制限。細かい配信条件の絞り込みや、ラベルによるセグメント配信が可能
- 決済代行業者との連携が豊富:Stripe・PayPal・GMOペイメントゲートウェイ・ZEUS・PayPay・Squareなど14社以上に対応
- 日本語サポートが充実:電話サポート(平日8:30〜17:30)とメールサポートあり
- HTMLメール・クリック分析対応:メールの開封やURLクリックを追跡できる
- メールの到達率への配慮:SPF・DKIM・DMARC設定済みの専用メールアドレスを提供
マイスピーの注意点
- LP作成はビギナープランで3ページ、パーソナルで6ページと制限がある(スタンダード以上で無制限)
- 会員サイト・アフィリエイト機能・LINE連携はスタンダードプラン以上に限られる
- 管理画面の用語や設定の流れがやや複雑で、初心者が全機能を使いこなすまでに時間がかかることがある
- 無料プランがないため、試してから始めることができない
「メルマガ配信を本格的にやりたい方のための、高機能な日本製ツール」。機能は豊富ですが、使いこなすには多少の学習が必要です。
systeme.io(システムio)とは?
systeme.io(システムio)は、フランス発のオールインワンマーケティングツールです。LP・メルマガ・ステップメール・決済・会員サイト・オンラインコース・アフィリエイト管理など、オンラインビジネスに必要な機能をひとつの管理画面でまとめて使えます。
systeme.ioの強み
- 無料プランから始められる:連絡先2,000件・3ファネル・メール送信無制限などが無料で使える
- LP・メール・決済が一体型:別々のツールをつなぐ作業が不要で、全体の流れをひとつで管理できる
- 料金が比較的安い:有料プランはスタートアップ¥2,480/月から。決済手数料も0%
- 操作が比較的わかりやすい:ファネルを軸にした構造で、一連の流れを視覚的に確認しながら設定できる
- 日本語UIに対応:管理画面の日本語化が進んでおり、英語が苦手でも使いやすい
systeme.ioの注意点
- サポートはメールのみ。電話サポートはない(メールは日本語で問い合わせ可能)
- ステップメールの細かい分岐設定などはマイスピーと比べてシンプルな設計
- 決済代行はStripe・PayPal等に対応しているが、日本の一部の決済代行業者(テレコムクレジット・GMOなど)は連携していない
- 海外ツールのため、日本語のユーザーコミュニティや情報がまだ少ない
「LP・メール・決済・会員サイトを1か所にまとめて、シンプルに動かしたい方向け」。機能の幅は広く、無料から始められるため初心者が試しやすいのが特徴です。
マイスピー vs systeme.io 比較表
主な項目を表形式でまとめました。
| 比較項目 | マイスピー(MyASP) | systeme.io |
|---|---|---|
| 月額料金(最安) | ¥3,300 /月〜 (無料プランなし) |
¥0〜 (無料プランあり) ※円建て価格は為替変動あり |
| 無料プラン | なし | あり (連絡先2,000件・3ファネル) |
| 日本語対応 | ◎ 国産・完全日本語 |
○ UIは日本語対応 |
| LP作成 | △〜○ 3〜無制限(プランによる) |
○ 全プランで利用可 |
| メール配信数 | ◎ 全プラン無制限 | ◎ 全プラン無制限 |
| ステップメール | ◎ ステップ数・シナリオ数無制限。細かい条件分岐も可 |
○ 全プランで利用可。分岐はシンプルな設計 |
| 決済連携 | ◎ 14社以上対応(Stripe・GMO・PAYPAYなど) |
○ Stripe・PayPal等。手数料0% |
| 会員サイト | △ スタンダード(¥11,000/月)以上 |
○ 全有料プランで利用可 |
| デジタルコンテンツ販売 | ○ 決済連携で対応 |
○ オンラインコース機能あり |
| アフィリエイト機能 | △ スタンダード以上 |
○ 全プランで利用可 |
| 操作の難易度 | やや複雑 設定項目が多く習得に時間がかかることも |
比較的わかりやすい ファネル単位で全体を視覚的に確認できる |
| 初心者への向き不向き | △〜○ 習得後は強力。学習コストは高め |
○ 無料から試せて、一体型で管理しやすい |
| サポート体制 | ◎ 電話(平日)+メール。日本語対応 |
○ メールサポートあり(日本語対応・週7日) |
◎・○・△はあくまでこの記事における相対的な評価です。どちらも実際に使われている実績のあるツールです。自分のやりたいことに合わせて選んでください。
比較表の補足:料金を詳しく見ると
料金を並べて確認しておきます。
・ビギナープラン:¥3,300/月(共用サーバー・LP3ページ)
・パーソナルプラン:¥6,600/月(専用サーバー・LP6ページ)
・スタンダードプラン:¥11,000/月(全機能・LP無制限・会員サイトあり)
・マッハプラン:¥360,000/年(年払いのみ・大規模配信向け)
※いずれも読者数・配信数・シナリオ数は無制限
・無料プラン:¥0(連絡先2,000件・3ファネル・メール送信無制限)
・スタートアップ:¥2,480/月〜(5,000件・10ファネル)
・ウェビナー:¥6,000/月〜(10,000件・50ファネル・ウェビナー機能)
・無制限プラン:¥12,500/月〜(すべて無制限)
※決済手数料はすべて0%
※systeme.ioは海外サービスのため、円表示の価格は為替レートによって変動することがあります。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
会員サイトやアフィリエイト機能まで使おうとした場合、マイスピーはスタンダードプラン(¥11,000/月)が必要になります。一方、systeme.ioは有料プランであれば全機能が使えます(スタートアップ¥2,480/月から)。
マイスピーが向いている人
マイスピーが力を発揮するのは、メルマガ運用を本格的にやりたい場面です。
- ステップメールの条件分岐を細かく設定したい(「このリンクをクリックした人だけに次のメールを送る」など)
- 読者数が多く、大量配信の安定性・到達率を重視したい
- 複数の決済代行業者(GMO・ZEUS・テレコムクレジットなど)を使いたい、または既に使っている
- 電話サポートがある日本語対応のツールが安心
- LP・決済は別のツールで運用しており、メルマガ管理だけが目的
- WordPressと連携して会員サイトを運用したい
「メールマーケティングに集中したい・既にLP制作ツールや決済ツールを持っている・日本語の手厚いサポートが欲しい」という方は、マイスピーを軸にするのも十分な選択肢です。
systeme.ioが向いている人
systeme.ioが力を発揮するのは、「一から仕組みを作りたい」場面です。
- LP・メルマガ・決済・会員サイトをひとつのツールでまとめたい
- まずは無料で試してみて、手応えを感じてから有料プランに移行したい
- デジタルコンテンツ・オンライン講座の販売を始めたい
- 複数のツールを連携させる作業が苦手、またはツールを増やしたくない
- StripeやPayPalを使った決済で十分な方
- SNSからメルマガ登録→自動ステップ→販売という流れをシンプルに作りたい
「ゼロからオンラインビジネスの仕組みを作る・一体型でシンプルに動かしたい・コストを抑えながら試したい」という初心者の方に向いています。
初心者が失敗しやすいポイント
ツール選び・セットアップで初心者がよく詰まるパターンを整理します。どちらのツールを選ぶ場合でも参考にしてください。
LP作成ツール・メルマガツール・決済ツール・会員サイトツールをそれぞれ別々に契約してしまい、管理が複雑になるケースがあります。まずはひとつのツールで動かせる範囲から始めることをおすすめします。
LPはA社・メルマガはB社・決済はC社というように分散すると、どこで何が起きているか把握しづらくなります。とくに初心者のうちは、できるだけ一か所で管理できる構成が失敗しにくいです。
StripeやPayPalの審査・連携設定で止まってしまうことがあります。マイスピーはStripeを含む複数の決済代行業者に対応していますが、連携には別途審査が必要です。systeme.ioの場合もStripe連携が基本になります。いずれも事前に準備しておくことが重要です。
シナリオの分岐・セグメント配信・アフィリエイト管理など、最初から全部使おうとすると設定が複雑になりがちです。まずは「登録フォーム→ステップメール→販売ページ」という最小構成で動かすことが大切です。
操作に迷ったまま進まなくなるケースも多いです。マイスピーは電話サポートがある点が安心材料になります。systeme.ioはメールサポートのみのため、日本語でのメール問い合わせを活用しつつ、解説記事なども組み合わせて進めるのがポイントになります。
どちらのツールを選ぶ場合でも、「全機能を使いこなす」より「最小限の構成で実際に動かすこと」を優先すると、つまずきにくくなります。
どちらを選ぶべきか迷ったら
迷っている方向けに、シンプルな基準をお伝えします。
マイスピーを選ぶとき:
・メールマーケティングを本格的にやり込みたい
・細かい配信条件の設定や大量配信の安定性を重視する
・日本語の電話サポートが必要
・LP・決済は別ツールで対応済み
systeme.ioを選ぶとき:
・LP・メール・決済・会員サイトを一か所にまとめたい
・まず無料で試したい
・初めてオンラインビジネスの仕組みを作る
・コストを抑えながら全体の流れを早く作りたい
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まとめ
この記事のポイントを整理します。
- マイスピーはメルマガ配信特化の国産ツール。ステップメールの自由度が高く、日本語サポートが充実している
- systeme.ioはLP・メール・決済・会員サイトが一体型の海外ツール。無料から始められ、一通りの仕組みをまとめて作りやすい
- 両者の一番の違いは「メール特化か、オールインワンか」という設計思想の違い
- 初めてオンラインビジネスの仕組みを作る方は、無料で試せるsysteme.ioで全体の流れを作るところから始めるのが一つの選択肢
- メールマーケティングをより本格的に深めたい方には、マイスピーの高機能な配信設定が力を発揮する
- どちらを選ぶ場合も、まずはシンプルな構成で動かすことが大切
systeme.ioは無料プランから始められるため、気になる方はまず試してみるのが一番です。
「まずは実際に触ってみたい」という方は、無料プランでLP・メルマガ・決済連携まで試せるsysteme.ioを触ってみると、全体像がかなり理解しやすくなります。

